日々の移ろい

2025.11.21
活動報告

冬の到来を感じる旬の香り、今年もユズが届きました!

リスペクトの安本です。

季節も深まって朝晩の寒さが身にしみる頃となり、冬の訪れとともに今年もユズが届きました!

爽やかな香りが工場いっぱいに広がり、私たちにとって「また冬が始まるな」と感じる風物詩にもなっています。

 

今回は、このユズの入荷の様子から、その後の製造工程、

そして私たちが大切にしているリスペクトのこだわりをご紹介したいと思います。

 

今回届けていただいたユズも、植物発酵エキスを作るための大切な原料の一つです。

毎年ユズは主に徳島県と福井県のパートナー生産者さんにご協力をお願いしており、

こちらは、今回の入荷時の様子です。

福井県のパートナー生産者である三宅さんは、私たちの製造拠点である高島工場(滋賀県高島市)からも近いため、このように工場まで直接届けてくださいます。

今年はトータルで160㎏のユズを購入!

収穫コンテナ1杯で約20㎏にもなるため、収穫から納品まで、数量によっては本当に重労働で、生産者の皆さんの思いのこもった農産物を届けてくださる努力には、いつも頭が下がる思いです。

工場に搬入されたユズは、植物発酵エキスの元となるエキス抽出の加工へと進みます。

 

計量、洗浄、カット処理、そして漬け込みまでをできる限りその日の内に行い、約一月をかけてゆっくりとエキスを抽出します。

この加工業務のほとんどは手作業で行なっています!

 

野菜一つひとつを目で確認しながら丁寧に洗浄・カットし、有機黒糖のみを使用して漬け込みを行なっています。

とても手間と時間のかかる作業ですが、この丁寧な作業の積み重ねこそが、良いものを作る上でとても大切なことだと考えていて、

リスペクトの植物発酵エキス作りを支える土台です。

リスペクトでは、お客様に安心安全な製品をお届けすることにこだわり、有機JAS認証を取得しています。

製品作りにおいては、有機JAS認証の規定に準じた作業と詳細な記録保管により、品質の維持とトレーサビリティーを確保しています。

作業でのコンタミ(異物混入)防止策や、膨大で時間を要する記録作業など、必要な作業は多岐にわたります。

しかし、「安全で安心なものを届けたい」という私たちの強い思いが、日々の丁寧な作業と取り組みに繋がっていると強く感じています。

発酵エキス作りには50種類の野菜原料を使用しますが、

それぞれの野菜をその旬の時期に仕入れて使うことを大切にし、

扱う野菜原料は全て有機JAS農産物、または栽培時に農薬(除草剤)や化学肥料を使用していない農産物のみを使用しています。

 

このような農産物を作っておられる生産者さんはまだまだ少なく、その確保は決して簡単ではありません。

だからこそ、同じ思いで野菜作りに取り組まれているパートナー生産者さんとの信頼関係が何よりも重要です。

その信頼があるからこそ、日々貴重な農産物が届けられています。

これからも品質の良い野菜原料をご提供して頂けるよう、生産パートナーさんとの絆を更に深めていきたいと思います!

 

パートナー生産者さんと私たちの「想い」が繋がり、

2年の発酵熟成を経て完成するこの植物発酵エキス。

多くのお客様にお届けできる日がとても待ち遠しいです。