活動レポート
来季のために、今できること ── 製造を終えた種子島の畑から
種子島事業所の立石です。
今期のサトウキビの製造がすべて終わり、5月に入ってからは、サトウキビ畑の片付け作業に取り組んでいます。
種子島はよく風が吹く島ですが、今年の5月は風があってもなお、日中は「本当に5月か?」と思うほどの暑さ!!
熱中症対策を徹底しながら、天気の良い日を選んで進めてきました。
■ 使えなかったサトウキビと向き合う
今年は、二年目のサトウキビが多く残っていました。
去年、人手が足りず刈りきれなかったサトウキビがあったためです。
刈り取れずに二年目を迎えたサトウキビは枝分かれしてしまい、搾り作業に影響が出ます。
また、風で倒れたサトウキビ同士が絡み合い、収穫もしづらくなります。
だからこそ、こうしたサトウキビは原料には使いません。
手間をかけて一本ずつ回収し、処分する。
一見もったいないようですが、原料の質を守るために譲れない線引きだと考えています。
この散らばったサトウキビを回収していくことが、今回の片付けの大きな目的でした。
■ ホイールローダーの便利さに、感動した
回収には、近所でお世話になっている社長さんにお借りしたホイールローダーを使いました。
普段はまず使うことのない機械です。
ホイールローダーは、車体の前についた大きなバケットで土砂などをすくい上げ、運ぶための建設機械です。
今回はこのバケットが、散らばったサトウキビの回収に大活躍してくれました!!
作業の流れはシンプルで、畝間に落ちているサトウキビをフォークですくい、機械へと運んでいきます。
ペースは一日でだいたい6〜8畝ほど(1畝は約70m)!!
集めたサトウキビは、機械で畑の隅まで運んで処分します。
正直に言うと、もとは「一輪車で同じこと」をしていました。
だからこそ、ホイールローダーの便利さには本当に感動しました。
一輪車とは運べる量も、進むスピードもまるで違う。
それでも手にはしっかりまめができて、想像以上の重労働でしたが、機械の力に助けられた片付けでした。
■ 来期に向けた、もうひとつの仕事
片付けと並行して進めているのが、草むしりと追肥です。
当社のサトウキビは有機栽培のため、草むしりも追肥も、化学由来のものは一切使いません。
除草剤に頼らず手で草を取り除くことで、サトウキビが日光を浴びやすくなり、雑草に養分を取られることもなくなります。
追肥も化学肥料は使わず、不足しがちな養分を自然由来のもので補いながら、生育を促していきます。
手間はかかります。
それでも化学に頼らないのは、長く安心して使っていただける原料を、自分たちの手で育てたいから。
片付けも、草むしりも、追肥も、すべてはその一本につながっています。
■ 今年のように、大きくたくましく
去年、私は研修の関係で、サトウキビの管理にあまり関わることができませんでした。
でも今年は、最初から自分の手で管理に携わっています。
だからこそ、来期もまた、今期のように大きくたくましいサトウキビに育ってほしい——そんな気持ちで、毎日の作業に向き合っています。
片付け作業も、いよいよ終盤です。