2026年5月5日、こどもの日。天気は快晴でした。
今日も工場へ向かいます。この日も、みんなで声をかけ合いながら作業しました。
■ 太陽の動きに合わせて、右回りに
月・水・金の週3回、1本の木で作ったかき混ぜ棒を使って、人の手で丁寧にかき混ぜていきます。
かき混ぜる方向は、右回り。これは太陽の動きに合わせたものです。
そして動かし方にもこだわりがあります。底に溜まった栄養分をすくい上げるように、「下から上へ」とゆっくり丁寧に。
■ 手を止められない理由
かき混ぜが止まると、酵素は息ができなくなってしまいます。
「発酵エキスは生き物」
その言葉は比喩ではなく、文字通りの意味です。
一切熱を加えず、常温でじっくりと発酵を進めることで「アミノカルボニル反応」が引き出され、
漆黒の輝きを放つ「メラノイジン」が生まれます。
この成分が、強力な抗酸化性を生み出しています。
その反応を引き出すためにも、かき混ぜは欠かせない工程です。
■ こどもの日に、子供のように
作業は、かき混ぜるだけではありません。
作業前の掃除・カビチェックから、作業後の掃除まで含めて、ひとつの工程です。
休日の出勤は持ち回りで、無理に強いるわけではありません。
それでもみんなが自然と関わろうとするのは、2年間かけて育てるエキスへの愛着があるからだと思います。
こどもの日に、子供を育てるように発酵エキスと向き合う。そんな一日でした。