活動レポート
ロゴ、新しくなります。──RTに込めた、変わらない想いと新しい風
このたび、リスペクトのロゴを刷新することになりました。
2026年7月から、ホームページや名刺、工場の看板や表札まで、少しずつ新しい姿に変わっていきます。
長く親しんできたロゴを変えるというのは、私たちにとっても大きな決断でした。
ここでは、その背景にある物語と、新しいロゴに込めた想いをお伝えします。
■ きっかけは、一枚の看板から
そもそもの始まりは、ロゴそのものではありませんでした。
高島工場への案内用の看板をつくることになり、そのデザインを、基幹システムやホームページ制作でいつもお世話になっているリーフワークスさんへお願いしようとしていたときのこと。
「せっかくなら、ロゴも新しくして、心機一転で進めませんか」——そんな話が自然と持ち上がったのです。
考えてみれば、今のロゴはおよそ10年使ってきました。
看板という新しい一歩をきっかけに、ロゴも、そして名刺も、この機会にまとめて新しくしよう。
そうして今回のリニューアルが動き出しました。
■「RT」に込められた意味
リスペクトのロゴには、ずっと変わらない由来があります。それが、ロゴマークの「RT」です。
「RT」は、社名であるRESPECTの最初の文字「R」と、最後の文字「T」を取ったもの。
社名の始まりと終わりで、ロゴの中心部分を形作っています。
そして、この「リスペクト」という社名には、私たちが大切にしてきた姿勢が込められています。
常に相手を立て、尊敬する気持ちを忘れないこと。
そして、お互いに尊敬し合うことで良いつながりを築き、その輪を広げながら事業を育てていくこと。
取引先の方々とも、社員同士でも、この「リスペクト」の気持ちを土台にしてきました。
社名であると同時に、私たちの仕事への向き合い方そのもの。それが「リスペクト」という言葉なのです。
ちなみに、この「RT」にはもう一つ、ささやかな由来も隠れています。
ロゴをかたちづくるダイヤモンドの形は、代表の息子さんの一人「大六」から。
そして、RESPECTの「R」を筆記体にすると「K」の文字のように見える——これは、もう一人の息子さん「健太」のKです。
社名への想いの中に、家族の名前もそっと寄り添っています。
今回のリニューアルでいちばん大切にしたのは、この由来を変えないこと。
デザインは新しくしても、ロゴが背負ってきた物語はそのまま受け継ぐ。それが、私たちの揺るがない軸でした。
■ 線で描くから、かたちで魅せるへ
リーフワークスさんへ相談したのが、2026年4月末のこと。
そこから約1ヶ月後の5月末に、10パターンものデザイン案をご提案いただきました。
どれも素敵で、正直なところ選ぶのに悩みました。
たくさんの案を見比べながら、リーフワークスさんとの打ち合わせの場でも、こんな方向性が見えてきました。
「線が細い感じよりも、力強い印象のほうがいい」
「イメージが変わりすぎてしまうより、今の要素を活かしたい」
「視認性は大事。一目見たときに、印象に残るものがいい」
こうした意見をもとに、まずは3案に絞り込み。
それを社内に持ち帰って役員や社員にも話を聞きながら、6月、ついに最終案が決まりました。
新しいロゴは、これまでの「RT」と、横長のダイヤモンドの形をしっかりと受け継いでいます。
そのうえで、いちばんの変化はその見せ方です。
これまでのロゴは、細い線でRTとダイヤモンドを描いていました。
新しいロゴは、アイコンの面と「RT」をくっきりと塗り分け、地と図のコントラストで見せるかたちへ。
使う場所に応じて、深いグリーン・白・黒と色を選べるようにし、どんな背景でもくっきりと映え、力強く、一目で印象に残るかたちになりました。
そして、基調となる深いグリーンにも意味を込めています。
リスペクトの主力製品である有機発酵エキス——その原料が自然から生まれた、自然由来のものであること。
深く落ち着いた緑は、長い時間をかけてじっくりと育てる発酵のものづくりや、私たちが大切にしてきた誠実な姿勢とも重なります。
色そのものに、リスペクトらしさを宿しました。
■ 新しい風を、取り入れる
実は、最後まで意見が分かれた部分もありました。
ご提案いただいた案の中には、今のロゴの良さを活かした微調整版もありました。
長く慣れ親しんだものへの愛着は、私たちみんなが持っているもの。
その案を推す声も、社内には確かにありました。
最終的に決め手になったのは、代表と、由来となった息子さん本人の想いでした。
「新しい風を取り入れたい」——その一言が、今回のロゴへとつながりました。
由来を守りながら、新しい一歩を踏み出す。リニューアルされたロゴには、その両方が込められています。
■ これから、少しずつ
新しいロゴは、ホームページ、名刺、看板、表札——いろいろな場所で、これから順番に新しい姿へと変わっていきます。
そしてロゴは、お客様や取引先の方の目に触れるだけのものではありません。
私たち社員が日々目にし、自分たちのよりどころとして見つめるシンボルでもあります。
新しくなったマークが、これからの毎日にそっと寄り添ってくれるはずです。
見た目は新しくなりますが、そこに込めた想いは、これまでと変わりません。
街のどこかで、工場の看板で、お渡しする名刺の片隅で。
新しいリスペクトのロゴを見かけたときには、その奥にある小さな物語も、そっと思い出していただけたら嬉しいです。