リスペクト高島工場には、季節ごとに「顔なじみ」がいます。
入荷のたびに「ああ、またこの季節が来たな」と感じさせてくれる野菜たち。
春・夏・秋・冬、それぞれの季節の訪れを知らせてくれる彼らを、順番にご紹介しています。
シリーズ第三回は、秋編です。
第一回、第二回は下記アーカイブよりご確認ください。
野菜が教えてくれる季節の訪れ――夏を知らせてくれるのは、梅です。vol.2 夏編
毎年6月中頃になると、高島工場に梅が大量に届き始めます。
その梅は、梅の名産地・紀州(和歌山県)から、生産者さんが遠路はるばる早朝に出発して、直接トラックで届けてくださいます。
野菜が教えてくれる季節の訪れ――春を知らせてくれるのは、キャベツです。vol.1 春編
毎年3〜4月になると、高島工場にキャベツが届き始めます。
そのキャベツは、工場からほぼ琵琶湖を挟んだ向かい側、近江八幡市の生産者さんが直接トラックで届けてくださいます。
■ 秋の使者は、すだち
秋の知らせを届けてくれるのは、徳島を代表する縁の下の力持ち。
そう、すだちです。
毎年9月末ごろ、海では渦潮が見ごろを迎える徳島県。その山あいにある町・勝浦町から、すだちが届きます。
秋の味覚を彩る名わき役ですが、当社にとっては大切な原料のひとつです。
■ 全国でもごくわずかな、有機すだちの生産者さん
実は、私たちが使用している「有機すだち」を栽培されている生産者さんは、全国でもごくわずか。
日頃よりお世話になっている生産者さんは、大変貴重な存在です。
そんな貴重な生産者さんとのご縁があってこそ、私たちは有機植物発酵エキスを皆さまへお届けすることができています。
今年からは息子さんが後を継がれたため、入荷直前にご挨拶に伺ってきました。
息子さんとは、今回が初めてのご挨拶です。
現在はお仕事と農場の管理を両立されながら、先代が守ってこられた畑を受け継いでおられます。
お忙しい中でも、今年も変わらず丁寧に育てられたすだちが、高島工場へやってきました。
■ カットの瞬間に広がる、秋の香り
高島工場にやってきたすだちは、水洗い・湯洗い・湯せんの工程を経て、カットされていきます。
カットの瞬間に広がるさわやかな香りは、毎年の楽しみでもあり、秋を教えてくれるものでもあります。
そんな香りがふわっと広がると、誰かが「秋刀魚食べたいなあ。でも今年も高いなあ」とつぶやき、工場に秋の味覚の話が広がります。
■ すだちは「柑橘大祭り」の広報部長
そしてこのすだち、まだまだ役割があります。
秋を教えてくれるだけでなく、実は「秋・冬 柑橘大祭り」を告げる広報部長でもあるのです。
すだちの入荷を皮切りに、ミカン、ユズと続き、年明けのハッサクまで、6種類の柑橘類が立て続けに入荷します。
こうして高島工場では、すだちを合図に、今年も秋から冬へと、柑橘のさわやかな香りに包まれる季節が始まります。
長く眠っていた看板が、こうして再び目を覚ましました。
■ 次回は、冬編をお届けします。
冬を告げる野菜は、いったい何でしょう?
答えは次回をお楽しみに。